本場のミュージカルは違う、とよく言うが、 その「違い」とは一体何なのか? この『コーラス・ライン』再演へのオーディション風景を追った ドキュメンタリー映画『ブロードウェイ・ブロードウェイ』を 見れば、その違いをよく理解できる。 要するに「過酷さ」が違うのだ。 そしてミュージカルにかける「熱量」が圧倒的に違うのだ。 『コーラス・ライン』の過酷なオーディションをくぐり抜け、 見事、コニー役を勝ち取った日本人俳優・高良結香に訊いた。
VOICE01:「こんなオーディションなの?」と驚かれます VOICE02:衣裳がきれいだとか歌が好きだとかゆるい考えだとすぐに砕けます VOICE03:あばらは外れる、ふくらはぎは切れる、みたいな
( 2008年/ 93分/カラー/ヴィスタ/SRD・SR ) 監督・製作:ジェイムズ・D・スターン&アダム・デル・デオ 出演:マイケル・ベネット、ドナ・マケクニー、ボブ・エイヴィアン、バイヨーク・リーほか イントロダクション&ストーリー:世界初公開!これがブロードウェイのオーディション?! 肉体と精神の極限に挑むダンサーたちの、魂を直撃する熱き戦い。応募者数3000人、最終選考まで8ヶ月、最後に選ばれるのは、わずか19名のダンサー……。この数字を見ただけでも、わかるだろう。16年ぶりに再演される、ミュージカルの最高峰「コーラスライン」のオーディションが、いかに苛酷なものか。しかし、ブロードウェイの長い歴史の中で、初めてオーディション会場に入ることを許されたカメラが捉えた映像は、私たちの想像をはるかに超えた“激しき闘い”なのだ。最終選考で互いの努力を知り尽くす無二の親友と一騎打ちになった、日本人のユカ。8ヶ月の間に著しく成長して、有力ダンサーの強敵となった代役候補の新人。ある者はダンスと歌ではなく演技で、厳しく審査するはずのスタッフたちから感動の涙を引き出し、一流のキャリアを誇るある者は、ほぼ手に入れていた役を、最後の瞬間に新鋭にさらわれる??。カメラの前で、夢や希望を熱く語ると共に、プレッシャーのあまり思わず弱音を吐くダンサーたち。彼らの悩みや葛藤を知れば、家族や友人のような気持ちで応援せずにはいられない。そうかと思えば、ダンサーによって同じ台詞や歌、ステップがどう変わるかを巧みな編集で見せられると、審査員のシビアな目で採点してしまう。遂にやって来た最終選考では、まるで本人に成り代わったかのように、胸の鼓動が高鳴っていく。選考結果が伝えられるクライマックスは、人生が変わる瞬間の光と影のドラマだ。その時、私たちはようやく観客に戻り、選ばれた者には大いなる喝采を、落ちた者にも温かな拍手を贈ることができる。『ブロードウェイ♪ブロードウェイ』は、観る者が出演者と一緒に、夢への階段を一段、また一段と上るライブドラマだ。興奮と感動でエンドクレジットがにじむ時、私たちは夢みる力という贈り物を受け取るのだ。 Photo(c)'All Rights Reserved "Copyright" Vienna Waits Productions, LLC.'" 2008年10月25日より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開 くわしい劇場情報は下記アドレスまで。 http://www.broadway-movie.jp/